内科
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一般内科では、日常生活の中で比較的遭遇しやすい急性症状や慢性疾患の継続的な治療とコントロールを行っています。
また、専門的な高度医療が必要な場合は、専門の医療機関へご紹介し適切な治療を受けていただけるようにする役割も担っています。以下に内科でよく見られる症状を挙げています。複数の症状が出ていて「何科を受診したらよいかわからない」といった場合など、お悩みの際はお気軽にご相談ください。
このような症状と疾患の方はご相談ください
日常的に起こりやすい症状でも、適切な検査を行うことで重大な病気の早期発見につながることもよくあります。体調不良や健康に関して気になることがございましたら、何でもお気軽にご相談ください。

花粉症は、スギやヒノキ、イネ科、ブタクサなどの植物の花粉が体内に入ったときに、免疫システムが過剰に反応してアレルギー症状を引き起こす病気です。本来、無害であるはずの花粉を「異物」とみなして排除しようとすることで、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの症状が現れます。これらの症状は、季節や地域によって異なる花粉の飛散時期に合わせて発症し、多くの場合、春ごろと秋ごろに発症いたします。

高血圧は、収縮期血圧(上の血圧)が140mmHg以上、拡張期血圧(下の血圧)が90mmHg以上の状態が続くことを指します。症状がほとんどないまま進行するため、「サイレントキラー」とも呼ばれています。放置すると脳梗塞や脳出血、心筋梗塞、腎機能障害などの重大な合併症につながる恐れがあります。治療では、食事・運動指導による生活習慣の改善を基本に、必要に応じて降圧薬を処方し、個々の患者様に合わせた血圧管理を行います。

血液中のLDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪が高い、またはHDL(善玉)コレステロールが低い状態を脂質異常症と呼びます。自覚症状はほとんどありませんが、動脈硬化を進行させ、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まります。健康診断などでコレステロール値の異常を指摘された方は、早めの受診をおすすめします。ご家族に心臓病や脳卒中の人がいる方や肥満や運動不足の方など生活習慣に偏りがある方、喫煙や飲酒習慣がある方、糖尿病や高血圧などの持病をお持ちの方は定期的な血液検査を推奨しています。脂質異常症は長期的な管理が重要です。定期的な検査を行いながら、合併症の予防と健康寿命の延伸を目指します。
糖尿病は、血糖値が慢性的に高くなる病気で、1型・2型に分かれますが、成人の多くは2型糖尿病です。初期には自覚症状が少なく、進行すると目(網膜症)、腎臓(腎症)、神経(神経障害)など全身に合併症が現れます。
診断には、空腹時血糖、HbA1c(過去1~2か月の血糖の平均)、随時血糖値などの検査を行います。状態に応じて、生活習慣の改善、内服薬、インスリン治療を行います。
以下の症状が見られる方は早期の受診を推奨しております。

血液中の尿酸値が高くなると、関節に尿酸結晶が沈着し、激しい関節痛を引き起こす「痛風発作」が生じます。特に足の親指の付け根に痛みが出ることが多く、歩行困難になるほどの痛みが特徴です。発作がない時期でも尿酸値が高い状態を放置すると、腎障害や尿路結石などの合併症を引き起こす恐れがあります。当院では、血液検査による尿酸値の確認とともに、生活習慣の見直しをサポートします。必要に応じて尿酸降下薬を用いた治療を行い、再発予防に努めます。痛風は「生活の質」を著しく下げる病気です。早期からの予防と管理が重要です。

肥満は、体脂肪が過剰に蓄積された状態を指し、BMI(体格指数)が25以上であれば「肥満」と定義されます。見た目だけでなく、内臓脂肪の蓄積が進むことで、健康に悪影響を及ぼすことが知られています。肥満は、糖尿病・高血圧・脂質異常症・高尿酸血症など、複数の生活習慣病のリスクを高める「メタボリックドミノ」の出発点とも言われます。将来的な動脈硬化や心血管疾患のリスクを抑えるためにも、早期の対策が重要です。
動脈硬化は、動脈の壁が厚くなったり硬くなったりして、血液の流れが悪くなる病態です。自覚症状がないまま進行し、心筋梗塞や脳梗塞など、重大な疾患の引き金となります。主な原因には、高血圧、脂質異常症、糖尿病、喫煙、肥満などが関係しており、これらを総合的に管理することが非常に重要です。また、加齢も大きなリスク因子となります。

骨粗鬆症は、骨の密度や質が低下して、骨がもろくなり、骨折しやすくなる疾患です。特に女性は閉経後に女性ホルモンの減少が影響し、発症しやすくなります。健康診断で骨密度検査での指摘や、背中の痛み、身長の低下、姿勢の変化などがあれば、骨粗鬆症が疑われます。骨折は寝たきりや要介護状態の原因となるため、未然に防ぐことが重要です。食事・運動・薬による予防と治療が重要になってきますので疑いがある方や心配な方はお気軽にご相談ください。
貧血とは、血液中の赤血球やヘモグロビンの量が減少し、体内に十分な酸素が行き渡らなくなる状態です。疲れやすい、めまい、動悸、息切れなどの症状が見られます。原因として最も多いのは鉄欠乏性貧血ですが、慢性的な出血、消化管疾患、腎臓病、甲状腺疾患、悪性疾患などが背景にあることもあります。

甲状腺は首の前側にある小さな内分泌器官で、代謝や体温、心拍数、精神面に関わるホルモンを分泌しています。甲状腺ホルモンの異常により、全身にさまざまな症状が現れます。甲状腺機能亢進症(バセドウ病)では、動悸、体重減少、発汗、手の震え、不安感などが見られます。一方で、甲状腺機能低下症(橋本病)では、倦怠感、むくみ、寒がり、抑うつ、便秘などの症状が起こります。

せきや息切れ、痰、胸の違和感などの症状は、風邪などの一過性のものから、喘息、気管支炎、肺炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸器疾患まで幅広く見られます。
特に喘息は、気道の炎症によって咳や喘鳴(ゼーゼー音)が繰り返し出る慢性疾患です。COPDは、主に喫煙を原因とした進行性の肺の病気で、息切れが日常的に生じるようになります。

循環器疾患とは、心臓や血管の異常による病気の総称で、動悸、息切れ、ふらつき、浮腫(むくみ)などの症状がみられます。心不全や心臓弁膜症、虚血性心疾患、不整脈などが代表的です。特に不整脈(脈のリズムの乱れ)は、軽度なものから命に関わるものまでさまざまで、心房細動などは脳梗塞の原因にもなり得ます。高齢の方では症状に気づきにくい場合もあるため注意が必要です。
不整脈は、心臓の拍動が不規則になる状態で、「脈が飛ぶ」「ドキドキする」といった自覚症状がみられます。心房細動、期外収縮、心室性不整脈など、種類によりリスクや対応が異なります。
症状が軽くても、心不全や脳梗塞のリスクにつながるケースもあり、特に高齢者や高血圧・糖尿病のある方は注意が必要です。無症状で気づかず進行していることも少なくありません。 健康診断や心電図で偶然発見されることも多いので定期的な検査が重要です。
動悸とは、心臓の鼓動を自覚的に強く、速く、または不規則に感じる状態を指します。運動後や緊張時の一時的なものもありますが、頻繁に起こる場合は病気の可能性があります。
原因としては、不整脈のほか、貧血、甲状腺疾患、自律神経失調症、ストレスなど多岐にわたります。息切れや胸痛を伴う場合には、より注意が必要です。
胸痛は、胸の中央や左側に圧迫感、締め付けるような痛み、刺すような痛みなどを感じる症状で、その原因は多岐にわたります。命に関わる疾患が隠れていることもあるため、早めの受診が大切です。
代表的な原因としては、狭心症・心筋梗塞といった心疾患のほか、肋間神経痛、逆流性食道炎、胃潰瘍、肺炎・肺塞栓などの呼吸器・消化器疾患も含まれます。特に運動時や安静時に起こる締めつけ感のある痛みには注意が必要です。
胃炎は、胃の粘膜に炎症が起こる疾患で、急性と慢性があります。原因にはストレス、食生活の乱れ、ピロリ菌感染、薬剤性(特にNSAIDs)などがあります。
胃痛、胃もたれ、吐き気、食欲不振などが主な症状で、慢性的に続く場合は、胃潰瘍や機能性ディスペプシアの可能性もあります。また、ピロリ菌が長く胃にいることで胃がんのリスクも高まります。
帯状疱疹は、水痘(みずぼうそう)のウイルスが体内に潜伏し、加齢やストレス、免疫低下などにより再活性化することで発症します。皮膚に帯状の水ぶくれが現れ、神経に沿った強い痛みを伴います。
症状は体の片側に限局して起こるのが特徴で、特に高齢者では「帯状疱疹後神経痛」という長期的な痛みに悩まされることがあります。早期の治療開始が重症化の予防に重要です。